ジャイプルの男

備忘録とか

口コミ伝染病

・口コミは科学的に起こすことができる

・自分の売りたいものを販売するのではなく、お客が欲しいものを販売する
 →どのようにそれを把握するか?

・導入期は、マスコミに記事を書いてもらえるようにPR活動を重視したり、口コミを仕掛けていくのがベスト
・成長期(①二桁成長の継続、②ライバル商品の出現、③価格の低下)は、広告宣伝が主役
・成熟期は、「専門化」が重要。商品を絞り込んで広告を打つ

・期待と現実のギャップが人を感動させる
 →客の期待を戦略的に下げることが重要。下げて、それを上回るサービスを提供すると、客は喋りたくなる
 →期待と現実とのギャップがある体験が起こった時、客は違いを認識する。その違いが大きいほど感情のバランスが崩れ、その崩れたバランスを回復するために人に話したくなる。でないと落ち着かない
 →客がもっとも期待しないのはどの部分か?そこで劇的な瞬間を客に対意見させることができるか、を考える

・最近の客は、「うちはサービスも価格も品質もすべて良いです」という会社を信用しない。胡散臭く感じる
 →できないことはできないと言ったほうがよい。「うちは何と何はできません。その代わり、これは最高です」と言ったほうが真実味がある

 ・口コミになるには、商品品質だけでなく、劇的な体験や、伝言ゲームをスムーズに行っていくための仕掛けが必要

・災難は人の注目を集める。災難は、自分で演出するもの

・理屈では人は動かない。感情を逆撫でし、大衆を怒らせることで、初めて変化につながる
 →◯◯からお友達を救ってあげよう!
 →我々は◯◯を断固拒否します

・チラシは、必要なときしか受けとりたくないもの。どれを見ても区別できないし、見ても面白く無い、自慢ばかりで共感できない
 →チラシを出しても反応がない理由

・口コミを起こすためには、客に共感させることが重要
 →客の「怒り、不安、喜び、不満、嫉妬、夢」を考える

・口コミ伝染プロセスで鍵となる設定条件は次の6つ
 (1)伝染させる人
 (2)話題になる商品
 (3)話される場所
 (4)話題となるきっかけ
 (5)伝えられるメッセージ
  →その商品を20秒以内に説明できること
  →その中に商品の特徴を2つ入れること
 (6)記憶に粘りつくツール

・ニュースレター作成の秘訣(客にしゃべってもらうことが目的)
 →カラーで綺麗に印刷しない
 →パーソナルな情報を入れる
 →客のコミュニティを作るために、客の情報を載せる

・推薦書籍
 →ティッピング・ポイント(マルコム・グラッドウェル)
 →人生を変える80対20の法則(リチャード・コッチ)
 →チーズはどこへ消えた?(スペンサー・ジョンソン)

 

口コミ伝染病―お客がお客を連れてくる実践プログラム

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